月刊「正論」8月号:今月の「ますらおの歌」は「敵は幾万」

今月の月刊『正論』の連載「ますらおの歌(13)」では、「敵は幾万」を取り上げました。「敵は幾万」の「敵」は、当時東アジアにおける覇権を確立しようとしていた清朝中国です。1884年に起こった甲申事変では、漢城(現在のソウル)に在留中の邦人が清国軍と朝鮮人の暴徒に襲われ、約三十人が殺害されましたが、この政変をひとつのきっかけとして、日清戦争が勃発しています。「敵は幾万」は、甲申事変直後に発表された歌で、日清戦争のみならず、日露戦争、日中戦争、日米戦争まで、もっとも人気の高い軍歌として長く歌い継がれました。詳しくは本誌で。

 

批評.COM  篠原章
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