本と映画と音楽の記事一覧

2025/12/28

大東亜共栄圏の理論的基盤「近代の超克論争」は生成AI時代に生かせるか?

今年読んだ本の中で最も印象深かったのは1943(昭和18)年に中央公論社から出版された『世界史的立場と日本』である。「近代の超克」論争の出発点となった書とされる 続きを読む

2025/12/27

『はだしのゲン』の読み方—-「正義」の物語か「暴力」の物語か

毎年8月6日の原爆祈念日が近づくたびに、「戦争の愚かさ」を告発したマンガ『はだしのゲン』(中沢啓治作)が脚光を浴びるのが「年中行事」になっている。2025年は『 続きを読む

2025/12/08

「シブヤを、カエセー!!」〜パール兄弟 featuring 小室哲哉(ライブ評)

11月12日に渋谷「クアトロ」で、《パール兄弟 featuring 小室哲哉》を観た。 来年結成40年を迎えるパール兄弟のボーカリスト、サエキけんぞうの「シブヤ 続きを読む

2025/12/07

レビュー:マーロン・ブランド主演映画『八月十五夜の茶屋』(1956年)

1956年に製作され、翌年公開されたマーロン・ブランド主演のコメディ・タッチの映画『8月15夜の茶屋 The Teahouse of the August Mo 続きを読む

2025/02/03

ボブ・ディラン「風に吹かれて」考ーーーゴスペルとの関連をめぐって

ぼくにとって、もっとも難解な(というか、正体のつかみにくい)歌手はボブ・ディランである。 北中正和『ボブ・ディラン』(新潮新書・2023年)や湯浅学『ボブ・ディ 続きを読む

2025/01/10

レビュー:足立正生監督『逃走』(公開日3月15日)

足立正生監督の映画『逃走』の公開日が決まった。3月15日である。同じテーマを扱った高橋伴明監督の映画は未見だが、こちらも3月が決まっている。 足立監督といえば、 続きを読む

2025/01/10

いまさら映画レビュー『キリエのうた』〜このまま朽ち果てるほかないのか

岩井俊二監督作品でアイナ・ジ・エンドが主演する『キリエのうた』(2023年10月公開)をU-NEXTの配信で観た。 劇場公開時にも気になったのだが、約3時間とい 続きを読む

2024/12/04

坂本龍一と毛沢東

ぼくにとっての坂本龍一の最高傑作は、最初のソロアルバム『千のナイフ』(1978年)だ。   初回プレスは500枚。そのうち売れたのはわずか200枚だっ 続きを読む

2024/11/20

追悼・火野正平 ぼくを救ってくれた『にっぽん縦断こころ旅』

火野正平にはとても救われた。 2011年初春、長年勤めた大学を追われて生活が激変した。 当て所なく彷徨うような、高齢の母とのふたり暮らしが始まり、「さて、どうし 続きを読む

2024/11/20

追悼・谷川俊太郎 「ごあいさつ」と「ワイセツについて」

ぼくに現代詩というものを教えてくれたのは、高田渡の名盤『ごあいさつ』(1971年/キング)だった。前作(デビュー・アルバム)『汽車が田舎を通るその時』(1969 続きを読む
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