久々の石垣合宿

久々の石垣合宿

9月8日〜11日は1年3ヶ月ぶりの石垣。3年のゼミ合宿。合宿先に石垣を選んだのは2回目。最初はマイミク・とよよたちの代だった。あの代もすごかった。女の子のほうがはるかに人数は多かったけれど、男女入り乱れてパワー全開。楽しかったけれど圧倒されることも多かった。夜中に港で花火やって警察が出動したりと。

今回は男子9名、女子2名。8日は那覇経由で石垣に到着したのが夕方。ホテルは日航八重山。なかなか高級でしょ。でも4人部屋なら朝食付きでツアー代金48000円弱。阪急交通社さんありがとう。ノーマルなら 航空券だけで10万超えちゃうところ。が、JAL、JTAと乗り継いで往復4回飛行機に乗ってもマイルがつかない。損した気分。

休憩後、金城浜崎店へ。「山本」が有名になり過ぎちゃってなかなか予約が取れないもんだから、いつも金城になっちゃう。金城では安いファミリーセットをみんなもりもり。ごめんね、でも実は石垣牛じゃないんだよ。値段の割には美味しいけど。

竹富

翌9日は朝から竹富。レンタサイクルはいつものように友利で借りて。ちょっとおまけしてもらって。いいなあ、竹富は、いつ来てもいい。コンドイビーチがちょっと遠浅すぎるところが難点だけど、学生たちは、なまこの投げ合いに興じて大コーフン。引率者としては、なまこにもっと愛情を持てといいたいところ。が、ここは放置。

コンドイのパーラー(売店)裏の茂みに巨大なヤドカリが多数生息。大きなヤドカリは珍しくないが、ここは数え切れないほど。売店で「カップ麺の残り汁は裏の藪に捨ててください」と指導しているせい?これもリサイクルか。

晩餐は桟橋通りの「あさひ食堂」。いかにも沖縄らしい大型の定食屋。1000円定食をぜひご賞味あれ。ただし、体育会でも食べきれないほどの量。

夜はちょいと美崎町へ。アヤパニモールのはずれの比較的 新しい店「バナナカフェ」でギネス。ここは生ギネスがある(ワンパイントでで900円)。石垣唯一ギネスの生が飲める店。美味しかった。お気に入りだった「晩喰バー」(ばんくーばー)がなくなったので、実は悲しんでいたのですが、これからはここかな。なお、例の巨大女族スナック、シャネルは健在。ホッとする。

10日からは台風13号の強風圏に入り始める。天気は荒れ模様だが、ときおり青空ものぞく。これも南国の島らしい天気。11日の復路便が飛ぶかどうかが気になるが、ミンサー織〜川平湾〜底地(スクジ)ビーチという典型的な観光コースで過ごす。

底地の監視員のおっさんがなんともうるさい。学生なんだからはしゃいで当然でしょ。温かい目で見て欲しいよ。あのおっさんも「指定管理者」かな〜。

黄昏時は、ビーチホテルサンシャイン前の堤防へ。台風が近いから雲がもくもくと変化(へんげ)する。心が洗われるほど美しいサンセット。悲しくなってくる。正体不明の悲しさである。

美崎町あたりで夕食をと思ったけれどどこも満杯。閉店間際の「島そば一番地」へ。12人といったら、ちょっとひいてたけど、ここがたぶん石垣でもっとも美味しいおそば屋さん。昼は川平公園茶屋でそばだから、2食連続の八重山そば。でも、みんな文句も言わずに食べてくれました。ありがとう。

11日。朝から気象台の天気予報をたびたびチェックしたり、JALや代理店、空港に連絡したりで大忙し。昨夜から風が強くなっている。12メートルぐらい。このまま風が強くなると737は飛ばなくなる。もし、今日帰れなくなると、そのまま鈍足台風13号に巻き込まれ、3日間は足止めを食らう。そんなことになったらたいへん。石垣発のフライトは16時だからねえ。空きのありそうなホテルや民宿もいちおう押さえておく。

アヤパニモールで最後のショッピング中に、那覇空港閉鎖のニュースが入る。理由は不明。あちこち電話して自衛隊機のパンクだと知る。よりによって、こんなときにパンクしやがって。パンクの瞬間に那覇空港近くで着陸態勢に入っていた4機の飛行機は嘉手納基地に緊急着陸したという。嘉手納着陸もおもしろそうでいいやんか、って思ったけど、基地に着陸しても外には出られなかったらしい。

とにかく祈るような気持ちで空港へ。那覇空港の閉鎖は解かれ、嘉手納で待機していた民間機も次々那覇空港へ戻ってくるという。よかった。

石垣発は定刻より50分ほど遅れたもののなんとか飛び立ち、那覇空港経由で無事羽田へ。国際線の機材だったので、映画見ながら帰ってきましたが、くたびれ果てました。やれやれ。

久々の石垣合宿

批評.COM  篠原章
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