本と映画と音楽の記事一覧

2020/09/20

「ACB」と書いて何と読む? 黎明期ライブハウスとホリプロの知られざる関係

  黄金の銀座ACB伝説 1950年代から60年代にかけて「ACB」という、若者に大人気の店があった。今でいうライブハウスだが、「えーしーびー」と読ん 続きを読む

2020/07/12

レビュー:野嶋剛「なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか」(扶桑社新書)

著者について 台湾や香港を中心に中華圏の社会事情に詳しいジャーナリスト、野嶋剛氏による待望の新著である。野嶋氏は朝日新聞の台北支局長、AERA編集部を経てフリー 続きを読む

2020/07/07

レビュー:樋口耕太郎『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』(光文社新書)

著者との出会い 沖縄の社会経済について、沖縄タイムスなどのコラムを通じて鋭い発言を続けてきた樋口耕太郎氏の新著『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』(光文社新 続きを読む

2020/05/20

マーティン・デニーのレア盤『From Maui with Love』

今回はマーティン・デニーのアルバム紹介だが、原文はFacebookに書きこんだテキストである(5月20日付)。以下、原文のまま転載する。 パリ在住の友人、Tak 続きを読む

2020/04/15

星野源「うちで踊ろう」最高のコラボは誰? 批評ドットコム ベスト10選

「うちで踊ろう」 星野源が、政府や自治体の「在宅 stay home」の要請に応えるようにネットにアップした新曲「うちで踊ろう」が話題と波紋を呼んでいる。 この 続きを読む

2020/04/06

コロナウイルスの犠牲となったアラン・メリル — 日本ロック黎明期の立役者

ヘレン・メリルの息子として アラン・メリルがコロナウイルスで亡くなった。享年69歳。日英米の3カ国で活躍したロック・ミュージシャンだった。 1951年ニューヨー 続きを読む

2020/03/11

龍涎香奇譚 —レクター博士、エイハブ船長、照屋林助

レクター博士の龍涎香 まずは映画『ハンニバル』(リドリー・スコット監督/2001年)の1シーンから。 調香師 「ハンドクリームですね、天然のアンバーグリスに、テ 続きを読む

2020/01/01

NHK紅白歌合戦2019レビュー—「アニソン時代」がより明確になった歌の祭典

五輪プロモとしての紅白   2019年、またまた紅白の季節がやってきた。   高額な放送権料を思えば、NHKが東京五輪を盛り上げたくなるのは 続きを読む

2019/12/11

我喜屋良光『恋のどぅるるんぱ』を初めて聴いた

元りんけんバンドの我喜屋良光(よし坊)が亡くなったのは2006年5月17日のことだが、この年の2月、ミニ・アルバム『恋のどぅるるんぱ』が発売されている。これがよ 続きを読む

2019/11/05

『天気の子』— 爺婆にこそ知ってもらいたい新海誠の世界

新海誠の世界 ぼくは新海誠が「この世界」というときの「世界」が好きだ。17才の頃からぼくが抱き、その後も逃れられなくなっている世界観に近似している。彼のいう「こ 続きを読む
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